家でラジオを聞くことはほとんどないかもしれませんが、車に乗った時は習慣的にラジオを聞く人は少なくないかもしれません。音楽番組が多いかもしれませんが、ラジオショッピングも少なくありません。ネットが普及して、通信販売が多い中でいまだにラジオショッピングがあることが驚きです。では、どんな点がすごいのか考えてみましょう。
まず、ラジオなので商品を一切見ることが出来ません。購入する人は想像力を働かして買う必要があります。目で見て確認できないものを買うということ自体ハードルが高くなります。しかも、声だけでそれを行うのがラジオショッピングのすごいところです。
例えば、ドライヤーを勧めている場合、外観の説明はほぼありません。声だけでは限界がありますし、ほとんどの人はドライヤーを知っているからです。売り手は、そのドライヤーがいかに優れているのかを説明します。多くの人がドライヤーに抱いている不満点をどのように解決してくれるのかを話します。
値段は最後に言いますが、必ず定価の何割引かを言って安さをアピールするのです。もちろん、声の質やイントネーション、熱意などが購入者の財布を緩めさせるのです。車を運転しながらどうやって買うのかわかりませんが、買いたいと思ったら間違いなくコールセンターに電話することでしょう。映像がありふれた時代にいまだにラジオショッピングが残っていること自体すごいことですし、購入する人が少なくないということも驚きです。
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